不健康って何?
2023年08月31日
身体はどういう状態だと健康になるのでしょうか?
身体の仕組みを考えるとその答えが見えてきます。
身体はタンパク質と水を主な成分として成り立っています。
まず、一番大事なのは水が流れてタンパク質がきれいな状態であること。水が流れることでつねに細胞は元気に、ごみは掃除され、神経も正常に、つまり健康になるように作られています。
水はいろいろなところにあります。
血液・リンパ液は良く知っていますよね。
細胞間質液や脳せき髄液もかなり重要な役割を果たします。
また筋肉は約8割が水分です。
皮膚にも水分が必要ですね。カサカサ肌はうれしくないです。
こういった水がしっかりと体中をめぐることで体温の調節や、細胞を新しく元気に保ち、筋肉や内臓が正常に働くことができ、身体を機能させるのに重要なホルモンも、水を使って必要な個所に届けられます。
例えば、コリがある人は筋肉が硬く膨らんだままになってたりしてます。
膨らむということは膨らんだ部分が他の部分を圧迫して細胞間質液が流れる細胞の隙間が消え、同時に血管やリンパ管をつぶして流れを止めたり阻害したりしています。
血液の流れが悪くなるとそこに疲労物質や疼痛物質がたまります。
その物質が脳に「コリ・痛み」と感じさせるのです。
つまり、水がスムーズに流れない身体が、不健康な身体だということです。