足がツル人の特徴
足がよくツル人の多くが「スネ」の筋肉が硬い傾向にあります。
僕が良く浮指の話をしますが、浮指は指を反らしている状態を言います。
指を反らす筋肉は「スネ」に付いていて、「スネ」の筋肉が常に硬く締まって指を反らしています。
そうすると足の裏とふくらはぎが引っ張られます。
引っ張られた足の裏やふくらはぎの筋肉は、歩くときや立っているときに体重を受け止め、歩いたり走ったりするための筋肉です。
さて話は少し変わりますが、凝ったり痛くなったりする筋肉は、ほとんどが引っ張られている筋肉です。
猫背になると背中や肩、首の筋肉が引っ張られるので、コリを感じるのは大概そういった場所になります。
話を元に戻します。引っ張られ続けているふくらはぎは肩や首と同じで、常に負担をかけられています。
そこに立ったり歩いたりすることで全体重が乗るのです。
それを繰り返すと、疲労が蓄積し、やがてツルのです。
怖いことに浮指の人は、寝ていても引っ張り続けるので、足の裏やふくらはぎの筋肉は常に引っ張られすぎないように引っ張り返しています。何もしていないのに休むことなく力を入れ続けているのです。
24時間ずっと力を入れ続けていたら、どうなるか想像できるでしょう。
ツリやすい人の多くは「スネ」が硬い、「浮指」の人だという話は理解できたでしょうか?
ではどう対処すればよいのか?
うちでは誰でも簡単にできるキネシオテーピングを貼ることでスネを緩めます。
足の関節の「リスフラン」「ショパール」といった場所をターゲットにして、非常に簡単に貼れる方法を教えています。
貼る前はふくらはぎをつまむとかなりの激痛がでる人(ツリやすい人)が、貼った直後にはその激痛が軽減、また消失する人もいます。
その他にも腹筋や殿筋、太ももの筋肉や首の筋肉まで力が入るようになったりします。
これも簡単な検査で効果を確認して、納得してもらえるように工夫しています。
さらに浮指になる原因である靴の、正しい履き方を教えています。
正しく履く前と後を、分かり易く検査で変化を確認してもらってるので、納得感が高くその重要性を理解してもらえると思います。
そのうえで全身を調整し、来る前と後のかなり大きな変化を確認し、自分の感覚でも感じてもらってますので、通うにしても手ごたえを感じやすいようになっていると思います。
気になる人は迷う前に、とりあえずご来院するのをお勧めします。