膝(特殊)

2024年01月15日

左膝に遺伝子異常からくる腫瘍(良性)が出来て痛みがあるため非常に歩きにくい。
首や腰も硬く、疲れやすい。
東京で医師に診てもらっているが、過去3回して腫瘍の除去手術をするも、だんだんと増殖して元にもどってしまう。現代医学では改善は出来ないとのことです。

依頼は、治ることではなく、日常生活に少しずつでも困らないようになりたいとのことでした。

触ってみると、骨のように硬くなった組織が広範囲に膝を包んでいて、皮膚を押すとまったくへこまない箇所が多数あり、見た目でも右の3倍ほどの大きさに膨れ上がっています。
可動域も30度くらいしかなく、歩く際に足をひきずるようにしています。
左右の温度を比べても、触った感じでも分かるくらい左のほうが熱くなっています。
ディズニーランドでは車椅子を旦那様に押してもらいまわるので気が引けるそうで、なんとか自分で元気に歩けるようになってほしいと思いました。

まず皮下に可動できるためのスペースを作るためにキネシオテープを貼りました。
すると歩く際に痛みが減り、かなり楽になるということ。

結果が良さそうなので膝に関してはキネシオテーピングでリンパドレナージュを兼ねて対応し、経過を観察。
体中の硬さはIRTとリッチリフトクリームによるリンパケアでとにかく軽くしていくことにしました。

2019年10月からほぼ毎週通ってもらっていますが、現在小走りでたまに走ってしまうこともあるくらい回復。
神社の長い階段を上ったり、ディズニーランドで一日歩いたりしても大丈夫ということです。
硬かった膝も骨のような硬さの個所はほぼ消え、見た目の大きさも以前の半分くらいになり本人と一緒に驚いています。皮膚もゆるゆるでよく動くようになっています。
なんと、膝の可動域も100度程まで曲がるように(!?)なり、2024年1月現在、来院ごとに柔らかく細くなっている印象です。

肩の凝りや首の硬さも今は感じることはなくなったそうで、可動域も実に良い。
腰は仕事が忙しいとたまに張りを感じるそうですが、痛みまではいかないそうです。

慌てず、諦めず、のんびり気長に通ってもらうことが奇跡的な回復につながったと思います。

通うって本当に大事です。

「へるしーらいふ・てらした」愛知県半田市成岩本町3丁目45-3
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